「35歳までに読むキャリアの教科書」

「35歳までに読むキャリアの教科書」という本を読んだ。

35までに、才能と努力によって培ってきた「能力」と、仕事においてなしとげたいことである「動機」をマッチさせた職につくべきであるという主旨で、「能力」の開発方法と「動機」の顕在化方法の具体策について書かれている。

 

「動機」の顕在化について、孫正義の「のぼる山」の話があった。

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志高く。坂本竜馬いわく、「世に生を得るは事を成すにあり。」人生一回きりしかないのだから、この時期に自分が登りたい山を決めてほしい。自分の人生を何に懸けたいのか自問してほしい。「登りたい山を決める。これで人生の半分が決まる」目指すべき山を決めずに歩くのは、さまように等しい。自分は何をもって事を成したいのか?その1 点だけは決めてほしい。

 

孫正義の「のぼる山」は「デジタル情報革命で、知恵と知識の共有を推進し、人類に貢献する」であるが、私にはこのような高邁な理想は掲げられない。

 

孫正義は人類というマスを相手にしているが、正直人類に貢献するという実感が1ミリも湧かない。

それよりも、実際に一緒に働く周囲の人に、「あいつがいてよかった。」と思ってもらえるような人でありたい。

「あいつがいてよかった。」にもレベルがあるだろう。「まぁ助かった。」から「いなかったらPJ頓挫してた。」まで。

そのレベルを上げていくことを私ののぼる山にしてみようか。